Lunor
シリーズ別紹介

【Lunor/ルノア】のコレクションをシリーズ毎にご紹介

  • Contact在庫・カラーなどのお問い合わせ

Swing-カタログ

19世紀のものを中心としたアンティーク眼鏡をデザインソースとし、洗練を極めたモデルを数多く発表している「ルノア」。ここではtprがセレクトしているモデルをシリーズ毎にご紹介。「メタル」「リムレス」「コンビ」「アセテート」の中でそれぞれの特徴が光るルノアのコレクション。

 

 

取扱いモデルのサイズ・金額等の商品詳細に関しましては、【CONTACT】よりお気軽にお問い合わせください。

 

 

【リムレス】

 

 

–Classic –

 

言わずと知れたClassicシリーズ。最低限の要素で構成された、ミニマルなデザインは掛ける人の魅力を最大限に引き出してくれます。同シリーズのひとつであるラウンド型のモデルClassic Roundは、アップルの創業者でもある故スティーブ・ジョブズ氏も愛用していたことで知られその名を轟かせました。M5同様に、近年は自社ファクトリーで生産を行い、廃盤となっていたOvalやAnatomicが復活。CrownpantやOctagonなどの新しい球型がラインナップされています。▼

 

Lu_8

 

 

 

【メタル】

 

 

– M5 –

 

ルノアの名作として高い人気を誇り、惜しくも廃盤となっていた「V」シリーズ。自社ファクトリーでの生産がスタートし、その後継版として発表されたのがM5シリーズです。小ぶりのオーバルやラウンド、パントなど、これぞルノアと言わんばかりの名作が続々とラインアップしています。素材には、ドイツ製アイウェアに多く使用されるステンレスを採用し、軽量かつバネ性のある製品として復刻を果たしました。▼

Lu_2

 

 

 

– M14 –

 

ルノアには、モネル合金やステンレスを使用したドイツ製のモデルの他、チタンを使用した日本製のラインが存在します。チタンは、軽くて弾力があり、アレルギー反応を起こしにくいため医療機器にも使われる素材です。M14からは、2020年に発表されただダブルブリッジを中心にセレクト。ジェンダーレスにかけることのできる程よいサイズも魅力のひとつです。▼

Lu_1

 

 

 

– AVIATOR Ⅱ –

 

細いメタルフレームとツーブリッジというディテールで元々はサングラスの定番として有名な型。少し丸く小さく整えられたレンズシェイプと緩やかな曲線を描くツーブリッジでメガネフレームとして掛けやすい雰囲気に昇華しました。こちらは日本限定モデルとなります。▼

Lu_13

 

 

 

– Folding –

 

4つに折り畳み、コンパクトに持ち運ぶことを可能にしたモデル。同ブランドのメタルフレームよりも細身のメタルパーツを仕様することで、4つ折りに折り畳んだ時にも驚くほどの薄さとなります。1山式のノーズパッドや天地の狭いレンズシャイプは、正に老眼鏡をもとにしたデザイン。胸ポケットに入れて持ち運びたくなるモデルです。▼

LU_10

 

 

 

【アセテート】

 

 

– A5 –

 

ルノアを代表するアセテートシリーズ。特筆すべきはそのフレームの細さです。小さくて細い丁番を使用することで細く作ることが可能となりました。それによって玉型の小さいフレームでも上品さを損なわずに美しい佇まいが実現。同時にこの丁番は、合口を金属でカバーしていることにより耐久性を高めるといった機能性も持っています。1920年代の鼈甲製眼鏡にも見られたデザインです。ルノア特有のアセテート素材の深くしっとりとしたツヤもプロダクトの完成度を高めます。▼

Lu_3

 

 

 

– A6 –

 

ルノアのアセテートフレームはその使われている丁番の形状によってシリーズがカテゴライズされています。このA6は現行のシリーズの中で最も厚みのある丁番が使われており、それに対応した形でテンプルは太く設定。フロントは正面から見るとうすく仕上げられています。ルノアは総じて上品で優雅なプロダクトが多いが、このモデルはそれだけではない力強さを実感させてくれるモデルです。▼

Lu_5

 

 

 

– A10 –

 

A5・A6に続いて、続々と新型が発表されているルノアのアセテートシリーズ。A10は、大ぶりのレンズシェイプですが、ルノアらしい滑らかで美しいフレームラインが上品な雰囲気に仕上がっています。厚みのあるフレームとは対照的に透明感のあるカラーも好印象。▼

Lu_4

 

 

 

– A12 –

 

2020年発表のA12は、過去の名作をモディファイドしたような球型が次々とリリース。小ぶりなラウンドやパント、スクエアなど、ルノアらしい19世紀以前のアンティークメガネのような印象を纏っています。ルノアのアセテートシリーズの最大の特徴である合口をカバーする金属パーツの角みのあるデザインはどこか現代的な印象も感じさせてくれます。▼

Lu_6

 

 

 

– A13 –

 

A13は、2色の生地を貼り合わせたハーフカラーのみの展開。2021年発表の新型でスクエアやウェリントンを中心に現在4モデルがリリースされました。合口を覆う蝶番パーツやテンプルエンドの形状、滑り止めのデザインには新たにデザイン性を加え、スタイリッシュなデザインとなりました。カラーレンズを入れてサングラスとしての使用や、ビジネスシーンでの使用にもおすすめです。▼

Lu_7

 

 

 

過去の名作

 

ここからは、〈Lunor/ルノア〉が過去にリリースした名作をご紹介します。今では手に入れることが困難なモデルが多くなっておりますが、ブランドの歩みとしてみなさんにご覧いただければ幸いです。一部店頭でご紹介可能な商品もございますので、店頭にてスタッフにお尋ねください。

 

 

– Swing –

 

ルノアを象徴するシリーズのひとつ。その最大の特徴は、可変式のブリッジです。ルーツは第一次世界大戦直後、片目を失った傷痍軍人が一方に近視用のレンズを、もう一方に老眼用のレンズを入れ反転させて使い分けたとも言われています。このSwingは逆さまに掛けることは出来きませんが、どんな鼻の形にもフィットし通常の一山ブリッジよりも高い安定性を実現しました。▼

Lu_11

 

 

 

– Swing A –

 

Swingのテンプルパーツにアセテート生地を使用したシリーズ。▼

Lu_12

 

 

 

– Comfort Ⅱ –

 

50年代のドイツのメガネをモチーフに2000年代前半に発表されたモデル。最大の特徴はブローラインにロー付けされたメタルパーツです。また、テンプルのフォルムも特徴のひとつ。ルノアとしては新しい時代のメガネがデザインソースとなっていますが、デザイナーの博学な人柄を読み取ることのできる魅力的なシリーズです。▼

Lu_14

 

 

 

– Ⅰ-J –

 

ルノアの記念すべき1stシリーズ。眼鏡の起源は老眼鏡から発生したことに由来し、収納性を高めたスライドテンプルを採用。またノーズパットを持たない一山式のブリッジは、独特の掛け心地とアンティークな雰囲気を再現。この型の原型は1840年頃実際に存在していた眼鏡がモチーフとなっています。モデル名のJはJAPAN。一山ブリッジが高く、日本人に掛けやすいモデルです。▼

Lu_Ⅰ-J_mod.0_c.GP_c.PP_62000_3-2-1

 

 

 

– Ⅱ-J –

 

Ⅰ-Jの流れを汲むシリーズ。小ぶりの玉型とスカルテンプルと呼ばれるテンプルエンドに施された涙型のサークルが特徴です。またⅠ-Jであったスライドテンプルがなくなり、よりミニマルで洗練されたデザインとなっています。▼

Lu_Ⅱ-J_mod.11_10_15_0_c.AS_c.AG_c.AC_c.AG_50000-2

 

 

 

– Ⅴ –

 

1900年代以降、それまで特権階級の持ち物であった眼鏡が、庶民に普及する大量生産の時代を迎えるにあたって様々な改良が加えられました。その一つがノーズパットの存在。これにより多くの人が快適に眼鏡を掛けられるようになります。Ⅴシリーズは一山式ブリッジの優雅さと、ノーズパットによる快適さが両立し、またブリッジにはステンレスを使用することで柔軟な掛け心地を実現しています。ルノアの美しい玉型とともに完成されたデザインは当店でも人気の一品。現在は、M5シリーズとして復刻を遂げ再リリースされました。▼

Lu_Ⅴ_mod.110_107_100_101_c.GP_c.AG_c.GP_c.PP_54000-2

 

 

 

– Ⅴ-A –

 

Ⅴ-AのAはアセテート樹脂のA。アセテート素材のテンプルは掛ける人に優しい掛け心地とやわらかい印象を与えてくれる。アンティーク調の加工も魅力的。▼

Lu_ⅤA_mod.110_103_c.AS_57000-2

 

 

 

– Ⅴ-ST –

 

Ⅴシリーズのレンズシェイプはそのままに、レンズの下半分をナイロールと呼ばれるフレームレスの構造にしたモデル。フルフレームタイプよりお顔馴染みが良く、すっきりと掛けられる。通常はレンズのハーフラインより下半分をフレームレスにする場合が多いが、このSTシリーズは下1/3のみをフレームレスにしているためメタルの印象を残しつつ目元に適度なアクセントを与えてくれる。▼

Lu_Vst_VstA_103_intro-2

 

 

 

– X-Bridge –

 

正面から見た時にブリッジがXに見える事から名付けられたモデル。これは19世紀後半、ヨーロッパで普及していたスタイルを踏襲。見方によってはKにも見える事からKブリッジとも。リムからブリッジに掛けての滑らかな曲線と、立体的な一山との融合。正面よりも斜めから見た時に最も美しい佇まいを見せてくれる。▼

Lu_X-bridge_Otagonal_c.GP_51000_3-2

 

 

 

– Double Bridge –

 

このデザインはブランドが創業された初期から中期にかけて生産されていたモデル。創業初期から中期のといえば、ゲルノット・リンドナー氏の溢れ出る閃きに円熟味が加わり、⾼い 完成度を誇った時期。⼒強いデザインが印象的な ディテールのダブルブリッジを、縦浅の⼩ぶりなサイジングと、繊細なエッセンスを随所に盛り込んだディテールを 組み合わせることで唯⼀無⼆のデザインに。▼

Lunor_ded_image_3-2

 

 

 

– Harmony –

 

ルノアらしく品があり、高い精度でオリジナリティが表現されたコンビネーションフレーム。そのフォルム・仕上げの良さはもちろん、特徴的なのはフロントリム下部から伸びるノーズパット部。その付けられ方にも特徴があるが、テンプルの先(モダン)とほぼ同じ形状をしているため、見た目のバランスに統一感を感じる事ができるユニークさも。▼

Lunor_1-2

 

 

 

– Cigar –

 

葉巻をイメージし中央部分が膨らんだテンプルが印象的。それとは対照的にシンプルなレンズシェイプは智を中心よりもやや上部に設定することで落ち着きのあるスタイルに。ユニークさと優雅さが共存するウィットに富んだモデル。▼

Lu_Cigar_mod.532_c.AS_53000_2-2

 

 

 

– Titan –

 

軽さと強度を兼ね備えたチタン素材で作られたメタルシリーズ。軽く快適な掛け心地もさることながら、クラシカルで小ぶりのレンズシェイプやチタンの質感を活かしたフラットなテンプルがよりミニマルな印象に。▼

 

 

 

– XV –

 

2017年に登場したシリーズ。細いフレームと収納時に非常に薄くなる仕様は、折りたたみ式老眼鏡をモチーフにした造り。ステンレス素材を使用することでしなやかな掛け心地と耐久性を確保している。繊細でシンプルなシェイプは今までのルノアと比べモダンな印象。▼

IMG_2607-2

 

 

 

– Combi –

 

別名サーモント・ブロウとも呼ばれるデザイン。もとは顔の印象を際立たせるための意匠であるが、このCombiは段を付けたブローと直線的なメタルデザインが、力強くもスマートな印象。テンプルは上段に構える事で見た目の重心を高くしより知的に、また同時に側方部の視野の広さを確保している。▼

Lu_Combi_mod.98_c.AS_c.AG_54000-2

 

 

 

2020年には、ドイツに自社ファクトリーを設立し自社での生産を開始。定番モデルの安定的な生産や過去にルノアから発表された名作の後継モデルをリリースするなど、安定的かつ継続的なものづくりを目指し進化を続けています。2000年代に入り創業者であるゲルノット・リンドナー氏はルノア社を退きましたが、その後も氏のアイウェアに対する美学や繊細なデザイン、製造においてのこだわりは継承され、伝統美と機能美を感じる美しいプロダクトを発表します。

 

 

※Lunor日本総代理店の意向により、正規取扱店ではWEBブランドページ及びSNSでのモデル紹介(サイズ・金額等)を控えております。弊社WEBサイトをご覧いただいているお客様には、大変ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

 

Lunorに関しまして、BLOGやINSTAGRAM等でご紹介しているモデルの他、店舗では常時100本以上の商品をストックしております。商品の詳細に関しましては、【TEL】または【CONTACT】よりお問い合わせください。

 

 
〈その他Lunorの特集BLOGは下記リンクよりご覧ください。〉
・Lunor について |ブランドページ
・Lunor|シリーズ別紹介
・Lunor|A5 series
・Lunor|Classic series
・Lunor|M5 series