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こんにちは。
ショップスタッフの個人的に愛用している眼鏡を紹介する不定期連載“わたしのメガネ”

 

今回はスタッフ高久が日頃愛用しています眼鏡をご紹介いたします。どうぞお付き合いください。

 

tprでセレクトしているブランドの多くは男性によるデザインが多いですが、【Arumamika / アルマミカ】はご夫婦でコンビを組み、奥様がデザインされています。女性らしくノビノビとした、柔らかいデザインとカラーセレクトで、自身の感性をしっかりと形に起こす事に注力されている印象がします。

 

また、見せたい全体像に向けて、必要なディティールを組み合わせることで、ありそうで無い、新しいデザインがいつも展開されており、その着眼点の面白さに「こうするとこう見えるのかぁ」といつも新作の発表時に盲点をつかれるブランドです。

 

 

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他のブランドと並べてみても、すぐにArumamikaのものだと分かる程の個性がありますが、不思議と顔に馴染んでしまう懐の深さも感じます。特にこのモデルは“装飾品”と言うよりは“工芸品”と呼ぶにふさわしく、自然と僕の顔に乗っかっています。

 

それは「新しい何かを主張することなく、必要な物が自然とそこにある」といった感覚といえば良いでしょうか。

 

 

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お買い物をするとき、どういったブランドでどういった物なのか??と情報を知りたい気持ちがどうしてもあると思います。ただこのブランドの良さはあくまで購入する方との純粋な“共感”が全てで、デザインに対して向き合う楽しさや、ご自身のスタイルの新しい発見を感じ取れるところです。情報では無い、こういったモノの存在だけで訴えてくる眼鏡に出会えたことは幸せな事ですし、今思えば僕の人生の節目節目で購入する眼鏡はいつもARUMAMIKAでした。純粋に自分の気持ちとモノとがリンクする。そんな眼鏡は良い眼鏡だと思います。

 

スタッフ

高久直土

 

 

前回の〈アイウェア連載〉“わたしのメガネ”はこちら