A longing for Mr.Gernot Lindner personality and glasses made of silver.

 

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ゲルノットさんの人柄と銀製メガネに憧れて (文)五十嵐 駿

 

待望のリリースから数年。The PARKSIDE ROOM(以下:略tpr)でも多くのお客様を魅了し、次から次へとファンを獲得している〈GERNOT LINDNER〉。世界的なアンティーク眼 鏡の蒐集家であり、〈Lunor〉の創立者としても知られるゲルノット・リンドナー氏が、2017年に立ち上げたブランドです。素材にはスターリングシル バー(シルバー925)を使用。自社工場で生産されたシルバー製の眼鏡は剛性と美しさを兼ね備えた唯一無二の眼鏡となって、世界中の眼鏡好きを唸らせました。

 

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今年の初めに、tprスタッフの僕が新婚旅行で行ったヨーロッパへの旅。その旅の終盤では、僕が眼鏡屋さんになるきっかけとなったゲルノット氏を訪ねチロルを訪問しました。ゲ ルノットさんとパートナーのバーバラさん、僕と妻の4人でランチを食べて、チロルの街を散策し、アルプスの山の上にあるアトリエへ。そこは、アンティークの蒐集家としても名を馳せる氏の集めたコレクションの数々、〈GERNOT LINDNER〉の最新コレクションが並ぶ、僕にとってこの上ない、憧れの場所。上の写真は、ゲルノットさんに僕の眼鏡コレクションを見せているワンシーン。氏がデザインした名作の数々、特に〈GERNOT LINDNER〉のフレームを見て「GOOD QUALITY!!」と言った時の自慢気な顔 。言葉は通じずとも眼鏡のことに夢中になり、無邪気なゲルノットさんとこだわりを分かち合うことができ、かけがえのない時間を過ごすことができました。

 

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ゲルノット氏の眼鏡との関わり方は想像を遥かに超えるもので、知識はもちろんのこと、包み込むような眼鏡の扱い方や、対話するような眼差しは、セトモノを扱う時のような余所余所しい関係ではなく、まるで家族や友人、子供と関わるかのような関係性と似ているようにも感じました。10月に発表された新作も“らしさ”満点の仕上がり。小ぶりな多角形やクラウンパント型のコンビネーション フレームがリリースされます。ぜひ、一人でも多くのお客様に実際に見て、触って、掛けて、その魅力を感じて頂けたら嬉しいです。

 

12月~1月頃にたくさんのアイテムが入荷し予定し店頭ではたくさんのアイテムをご覧いただけます。ぜひ店頭に見にいらしてください。